コラム

動画の内製化でよくある失敗パターンとは?体制構築で陥りがちな3大リスクを解説

 

動画の内製化はなぜ失敗する?

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
オドウさん、前回教えてもらった『ハイブリッドな使い分け』を社内に提案したところ、
本格的に内製化のプロジェクトが動き出すことになりました!

ただ、いざ始めるとなると『本当にうちの社内だけで回せるのかな……』と不安になってきまして。
実際、内製化に失敗してしまう企業って、どういうところで躓いているんでしょうか?

 

オドウさん
オドウさん
プロジェクト始動、おめでとうございます!その不安はとても健全ですよ。

実は、動画の内製化は大ブームですが、勢いだけで始めて数ヶ月で挫折してしまう企業も少なくありません。
今回は、特によくある『3つの失敗パターン』を紹介しますね。

これを知っておくだけで、生存率はグッと上がります。

 

 

 

 

 

失敗あるある①:担当者1人に丸投げしてしまう

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
1人への丸投げ……。
まさに今の私がその状態になりそうでドキリとしました(笑)。
これって何が問題になるんでしょうか?

 

オドウさん
オドウさん
一番の理由は、動画制作のステップがあまりにも多すぎることです。
1人に負担が集中すると、以下のような深刻な問題(リスク)が発生します。

 

 

業務のパンク(持続不可能になる)

動画制作は「企画・構成」「撮影」「編集」「効果測定」と、とにかくやることが多いです。
これを通常業務と兼任で1人に丸投げすると、高確率でその担当者がパンクして運用がストップします 

外から見えにくい「孤独な作業」に

動画編集はパソコンに向かって黙々と行うため、
周囲から「何をやっているか分からない」「ただ遊んでいるだけでは」と誤解されやすく、
担当者のモチベーションが維持できなくなります。

完全な属人化(退職リスク)

「動画を作れるのがAさんだけ」という状態を作ってしまうと、
その人が辞めた瞬間に、数万円〜数十万円かけて揃えた機材やアカウントがすべて無駄になってしまいます。

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
確かに……。
動画が作れるようになることばかり考えていて、その後の『運用体制』に目が向いていませんでした。

 

 

 

失敗あるある②:特定の「経験者」に頼り切ってしまう

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
もう1つの失敗パターンは何ですか?

 

オドウさん
オドウさん
それは、『元々趣味で動画編集をやっていた社員』や『動画スクールを卒業したばかりの若い子』など、
特定の経験者に全権を頼り切ってしまうパターンです。
一見、即戦力がいて上手くいきそうに見えますよね?

 

オドウさん
オドウさん
ここが落とし穴なんです。

趣味の動画やクリエイターとしての動画と、『企業のマーケティング動画』は全く別物だからです。
頼り切りになると、以下のような失敗に繋がります。

 

 

ビジネス視点の欠如(自己満足の動画になる)

どれだけ映像がおしゃれでも、「会社の認知拡大」や「商品の購入」といった
ビジネスのゴール(目的)に繋がらない、自己満足の動画が量産されがちになります。

チームへの教育・共有が後回しに

その人の「神ワザ」に依存してしまうため、他の社員へスキルを教える時間が取れず、
結局は属人化の課題に逆戻りしてしまいます。

社内調整のスキル不足

動画を作るスキルはあっても、
「社内の各部署から素材を集める」「上司の決裁をスムーズに通す」といった企業ならではの立ち回りができず、
プロジェクト自体が社内で孤立してしまうケースがあります。

 

 

 

失敗あるある③:結果的に「自社にノウハウが蓄積しない」

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
なるほど……。
では3つ目の失敗パターンは何ですか?
オドウさん
オドウさん
それは、せっかく自社で動画を作り始めたのに、結果的に会社にノウハウが蓄積しないというパターンです。
前回のコラムで『ノウハウを溜められるのが内製化のメリット』とお話ししましたが、
やり方を間違えると、このメリットが完全に消えてしまいます。

原因は主に以下の通りです。

 

 

マニュアル化(標準化)をしていない

動画の作り方やアカウントの管理方法が「担当者の頭の中」だけにあり、
ドキュメントとして残されていないため、他の人が再現できません。

便利ツールやAIに依存しすぎている

最近は簡単に動画を作れるAIツールやテンプレートが豊富ですが、
「なぜその構成にしたのか」「なぜそのテロップを入れたのか」という
マーケティングの意図(本質)を理解せずにツールに頼り切っていると、
応用が効くスキルが社内に育ちません。

「ただの作業」になって振り返りがない

動画を『作って投稿して終わり』になってしまい、
視聴維持率やクリック率などのデータ分析(振り返り)を行わないため、
「どうすればもっと伸びるか」という運用のノウハウが会社に溜まっていきません。

 

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
耳が痛いです……。
メリットだと思っていた『ノウハウ蓄積』も、ちゃんと仕組み化しないと手に入らないんですね。

 

 

 

内製化を失敗させないための3つの対策

 

ヤマガミさん
ヤマガミさん
会社全体で仕組みとして取り組まないとダメな理由がよく分かりました。
では、一体どうすればこれらの失敗を防げるんでしょうか?
オドウさん
オドウさん
大切なのは、以下の3つのステップを意識することです。

 

 

チーム体制を作る(2名以上が理想)

メインの制作者だけでなく、企画を一緒に考える人や、最終チェックをする上司など、
最低でも2〜3名のチーム体制を組みましょう。

目的(ゴール)とルールを明確にする

「なぜこの動画を作るのか」という評価基準をルール化し、
さらに最低限の「編集マニュアル」を作って誰でも確認できるように共有します。

外部のサポート(研修やレンタル)を賢く頼る

最初からすべて自前でやろうとせず、
立ち上げ初期はプロに伴走してもらってノウハウの『型』を教えてもらったり、
機材をレンタルしてリスクを抑えたりするのが一番賢い進め方です。

 

 

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当社の「ツクレンダ」では、初期費用を抑えられる動画機材のレンタルはもちろん、
社内の担当者様がスムーズに自立(マニュアル化・ノウハウ蓄積)できるための研修・内製化サポートもご用意しています。
「何から始めればいいか分からない」という方も、まずは体制づくりのご相談から承ります。

 

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まとめ:失敗パターンを回避して、強いインハウス体制へ

動画の内製化(インハウス化)で陥りがちな失敗は、
その多くが「個人の技術不足」ではなく「組織・体制の作り方」に原因があります。

「1人に丸投げしない」「特定の経験者に依存しない」「ノウハウを仕組みで残す」という3つのポイントを意識し、
会社全体で取り組む仕組みを作ることこそが、長期的なコスト削減とスピード感を手に入れる最大の鍵です。

自社のリソースを見極めつつ、最初はプロの力も借りながら、
一歩ずつ持続可能な動画マーケティングの体制を築いていきましょう。

 

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